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こんな思いで診療しています

こんな 「思い」 で診療してます。


24歳のとき、博多へ一人旅に行きました。
その時、ある思いに目覚めました。

当時、19歳の女の子にとても親切にしていただいた物語です。
(私の中では博多物語って呼んでます。)


23時40分、
新幹線博多駅を降りたってすぐにタクシーにて中洲に直行し、
前から歩いてくるかわいい女の子に声をかけました。



「大阪から来てんけど、
どっか おいしいラーメン屋 教えて!」



時間はもうすぐ夜の12時になろうかという時間にも関わらず、
その女の子は中洲で一番の屋台という 
「ともちゃん」 という屋台へ案内してくれました。

しかもそこの食事代も、
その後一緒に行った「モグラノサルーテ」というショットバーの酒代も
出してくれたのです。

(19歳の女の子が・・・)

揚げ句の果てには、
彼女が以前に研修したことがある
ビジネスホテルのチーフと交渉してくれて、
ホテルの宿泊費も30%オフにしてくれました。
(彼女はホテルウーマンになるための専門学校に通っていました。)

翌日もホテルのモーニングを一緒に食べてくれて、
太宰府天満宮にも付き合ってくれました。

くれぐれも言っときますが、一緒に泊まってませんよ!
(誰に向かって言い訳しているのか?)


あまりにもよくできた話だとおもいませんか?

何かの詐欺にでもあいそうなので、

「何故、昨日あったばかりの 訳の分からん俺みたいなヤツに 
こんなに親切にしてくれんの?」 


とストレートに聞きました。
すると、彼女は以前に訪れた韓国での話を初めました。

現地の韓国人男性に観光案内や食事など、
いたれりつくせりの親切を受けて感動したそうです。

(日本語が堪能な方だったようです。)

その親切な行為に対して彼女が何かお礼をしたいと申し出ました。
その時、その韓国の男性はこういったそうです。


「その気持ちは私にではなく、あなたの故郷に訪れた
他の誰かにお返ししてあげて下さい。」
 

・・・ちょっと聞いたぁ~? 

なんて紳士なんでしょう!

彼女はそんな経験があったために、ボストンバックを抱えた、
いかにも「関西風味」の私に対して

「よし、この人に韓国でのお返しをしよう。」

って決めたそうです。



↑記憶のなかでは、「朋ちゃん」としか覚えていない当時19歳の彼女。

深夜の中州で2ショット。
(若干私の顔がニヤけているように見えますが、
それはあなたの錯覚です。)

「朋ちゃん」は間違いなく屋台の屋号です!  

いや、「ともちゃん」が屋台の屋号で、
「朋ちゃん」が彼女の名前だったかな、・・・

「朋美」、「朋子」・・・・。

「朋美」は確か、青森に行った時に出会った子も、「朋美」だったような・・・・。

いやいや、でも写真の「ネガ」(←懐かしい表現)の入れ物には、
焼き回しNO10、11、12に「朋ちゃん」ってメモしてあるし・・・。

・・・・彼女の名前が思い出せない・・・・。
でも、ありがとう。




・・・ところで、「ペイフォワード」っていう映画はご覧になりましたか?

ご存知の方も多いと思いますが、
(「シックス・センス」のあの男の子が主演です。)

この映画を見て、「あっ、24歳のときの博多物語だっ!」 
って感じました。

私は、「良いことを受けたら次の人へつないでいく」 
ということを「ペイフォワード」だと定義しています。


「そういう俺はペイフォワードしているのか・・・?!

私の場合、「ペイフォワード」という行為は、
韓国人男性 →博多の女の子 →私 →・・・。


・・・い、いかん、
私でストップしている!(@_@)


私でこの「善循環」が停滞してしまっているのです。
なんということでしょう! はずかしい。


しかし、私の中ではこういう解釈をしているのです。
毎日自分の治療院を訪れてくれる患者さんに「ペイフォワード」しようって。

本来はこのような行い、気持ちは見返りを期待してはいけませんよね。

治療院では治療費をいただくので、
映画で伝えたかった本当のペイフォワードとは違うかもしれませんが、

あのときの気持ちを忘れずに、
ご縁のある患者さんに治療を通じてペイフォワードしようと思っています。
博多の彼女がしてくれたように。


ちなみに、その博多の彼女とはあれっきり一度もお会いしていませんが、
きっと元気に今日も誰かにペイフォワードしていることでしょう。


あべ鍼灸整骨院に来院していただいた(ご縁のあった)方には、
このような気持ちで接するように心がけています。



 

おまけ・・・

病院勤務時代の疑問

病院に勤務していたときに痛いところだけに電気を当てて、
「はい、終わります」っていう治療に疑問をもっていました。
「こんなんで直るの?」っていう思いから、
しっかり筋肉・骨のバランスを診てから、
実際に身体に触らないといけないんじゃないか?と思っていました。

ですから、誤解をおそれずに言いますが、
体はしっかりとさわることが基本だと思っていますし、
今でも確実に実行しています。

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